2019/09/07 21:37


こんにちは!前回に続き、2019年8/24・25の2日間で開催した個展『Bijin画×らくがきグラム展』の報告になります。
今回は、その後編です!


後編もくじ
・BIJIN画について
・作品&人&人
・個展で起きた奇跡的なハプニング
・その他ご紹介
・まとめ


ちょっとお時間いただきました。個展報告の後半です!
個展を振り返りながら書いていると、なんだか今年の夏が終わる気がして寂しい気持ちになっていました。

子供の頃は、あんなに嫌だった夏休みの宿題が、大人になった今はまたやって見たいな、と懐かしくなるのだから、「人」の欲望ってわがままで尽きないなぁ〜、と感じていました。

それは、作品も同じ。こんなことを伝えたいから、あれ描きたい!と思って描き始めるのですが、途中でうまくいかないことがあると、、、何でこんなことしてるんだろう。とぼやくんですw そして、なんとか描き終えると「あ〜、終わった、もうしばらくいいや」て思ったにもかかわらず、また「あれ描きたい!」って(笑)なるので、ほんと、この欲はなんなんだろう。。。て思います^^

そんなこんなで続きをご紹介いたします!



・BIJIN画について
美人画については、元々はインスタ経由でお願いされて描き始めた似顔絵でした。

美人の定義は様々あると思いますが、僕は「真の強さを持ち、美しさを維持することに努めている人」を美人だと考えています。『目は口ほどにもの言う』という言葉が示すとおり、「目力」のある女性を主に「凛とした姿勢」「心に余裕や自身のある人」を描くことがあります。

似顔絵においては、「私なんて美しくない」そういう方もいますが、その人が持つ内面の美しい部分を見出して描くようにしています。そのため、たしかに普通の似顔絵とは違うな、と感じました。そこから、名称を「美人画」と変更することにしたのです。
幸い、僕の本業は広告などのグラフィックデザインです。このお仕事に必要なスキルとしては、クライアント様の商品やサービスの良い部分を見出して、演出してカタチにすることになります。分析して引き出す。というプロセスは苦ではありません。

個展ではその作品と実際にモデルになった方とお会いすることができ、お話するだけでなくお二人とインスタライブも開催しましました。



-左上からご紹介します。



-インスタライブ前のミュアさんと


-同じくインスタライブに飛び入り参加してくれたちょっとおかしなパンダさん(改)と。

・作品&人&人
インスタで作品を発表していると錯覚することがありました。それは、作品は誰かに何かを伝えたいために描いていたはずが、「いいね」を意識してしまうとそのコンセプトとずれてしまうことでした。

インスタで評価をもらうに作品を描くのではなく、人に見てもらうために描く。ということを個展を開催して再認識することができました。

僕の中では、良い作品の定義がいくつかあります。
・見る人の心や感性に響く作品。
・雰囲気や深みがあり、ずっと印象に残り、長く愛される作品。
・見た人を感動させ、行動にうつすことでストーリーを生み出す作品。
・総合して新しい価値観を産む作品。
・一緒に暮らしたいと思える作品。です。

個展では、初めて会う方や数年ぶりに再会した方など。とてもよい機会になりました!そして、そのどの方もギャラリーで作品を見て、その感想を話してくれました。

それって、自分で描いた作品が発したものが人を通して自分に帰ってきたように思えました。作品から人を通し、まわりまわって自分に言葉になって帰ってくることで、自分もまた人であり、作品に動かされる1人なんだと思えました。


-DMやポスターを店頭に飾ってくれたyummybooksの山本さん。作品をどのように飾るか?を語ってくれました。


-以前勤めていた会社で一緒に仕事をしていたWebディレクターの田中さんは、今回、僕のPR文章を書いてくれました。


-ミュアさんとギャラリーオーナーさんが軒先でお話ししてるのが楽しそうにしていて、新しい繋がりに嬉しく感じました。


-今回の協賛者でもある恵比寿の「ナルミコーヒー」のナルミさんは、搬出も手伝ってくれました。


-その場でそれぞれがはじめて会ったのに、それを感じさせずに弾む談話。まるでちょっとしたサロンでした。

実は!個展と並行して本業の撮影を同時進行!という
我ながら無茶するスケジュールぶりでした 汗

-はじまる前のギャラリー内で撮影の準備


-本業のアートディレクターとして撮影に同行。表参道周辺にて


-そして、出来上がったのはこちら^^コンセプトは、「境界なく同じ道を歩く」です。


-撮影お疲れ様でした^^


・個展で起きたハプニングと奇跡!
フォロワーさんでもあるフランス人のsam君が100枚以上もの作品だけを持ってギャラリーに来ました!なんと、彼は、十分に日本語が話せず、会話のほとんどがフランス語!これは、困った!と思ったら!?

ほんと、偶然!たまたまフランス語が話せるYUKI先生が個展を観に来てくれてたのです!

先生に通訳してもらい「僕の作品に感想をください」からはじまり、みんなでsam君の作品を見ることになり、ギャラリーは一時絵画教室になりました。

結局、彼は僕に絵とデザインについて教えて欲しいから、一度フランスに帰ったらまた来ます!とのことになりました。
YUKI先生!通訳本当にありがとうございました。



・その他ご紹介

-来客者のみなさんに落書きしてもらった最終形態はこちら


-インスタで発表したお手紙


-水彩で猫をさら〜っと描きあげるネコとごろんさんからいただいたお花


-ふわっと美味しい手作りシフォンケーキ、ありがとうございました!素敵な漫画を描いてる KURIKOさん より


-何もアピールせずに飾っていたこの作品は、僕の奥さんの似顔絵。4年前に描いたものです。奥さんと僕が結婚するきっかけになったのもらくがきが起こした奇跡でした。それはまた別の機会にお話ししますね^^


-ギャラリーとなりにある「私らしいを着るをコンセプトとする洋服店 SAKI UEHARA」さん


-今回、オーナーさんの紹介というご縁もあって、こちらのポスターもヒロユキ作です^^ みなさんUEHARAさんのインスタも是非、見てみてください。僕は、初めて上原さんの作る服を見たときに「ハッ」としました。美しいフォルムの服はとても洗練されています。



まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございます!個展を通してほんとにたくさんのことを学びました。
作品作り、展示の仕方、企画の立て方など本当に多くのことを糧に次へと繋げたいと感じました。

先にも述べましたが、デジタルで作品作りしている方も同様に作品を観たり、評価したりするのは「人」。PCでもSNSでもありません。それを意識した作品作りをもっと大切にして行きます。

また、作品を観てもらうための空間となるギャラリーもとても大切だと感じました。今回、個展をやらせていただいたギャラリー表参道ROJIという空間が作品と人(ギャラリー)をあたたかく繋げてくれたと思っています。
ギャラリーオーナーさんとも個展後もお会いし、アートやアーティストについてお話しさせていただいています。そうした繋がりができたことも奇跡的なつながりになったな、と感じています。

これから個展をしたいな〜、と考えている方にもそうしたことを是非!感じてほしいです。そして、もしお手伝いできることがあれば、DMくださいね!

今回、ご来場いただいた方、お手伝いいただいた方、僕のわがままを黙って見守ってくれた家族と友達。ご支援・協賛いただいた方など関わった多くのみなさまを優先して大切にし、さらに!具体的に恩返しできるよう努めてまいります!必ず!

今後ともHiro&Yukiことひろゆきをよろしくお願いいたします!


-搬出後のギャラリーをながめて、僕の今年の夏の挑戦が終わったことを感じました。お疲れ様&ありがとう

協賛
アラドナ合同会社/株式会社 エッジコネクション /ナルミcoffee
Special Thanks
tukumoさん/kahoru_mugさん

最後に
今回の個展に際して搬入からの三日間をお手伝いいただいた「mahon まほん」さんに心から感謝いたしますmm わざわざ愛知からお越しいただき、暑い中搬入搬出を行なっていただきました。今回、お手伝いいただかなければ開催することはままならなかったと思います。
ほんとに助かりました。ありがとうございます。

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色彩とその筆圧から生まれる印象が素敵な絵を描くmahon まほん」の絵をご覧になってください!


個展で発表した新作は、当サイトにて順次販売いたします!

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